得られるデータ
MA-plot, デンドログラム, ヒートマップ, 遺伝子オントロジー, Fastqファイル, カウント一覧・FPKM一覧, BAMファイル, BedGraphファイル等
対象物
サンプル条件
Total RNA量:推奨1 µg(ヒト・マウス・ラットは10 ngでも可能)
RIN(RNA分解指標):>7.0(ヒト・マウス・ラットは≧3.0でも可能)
純度:A260/A280、A260/A230共に1.8以上
濃度:>1 ng/µL
溶媒:RNAフリー水
RNA-seqとは
次世代シーケンサーを用いた発現解析の手法のひとつです。サンプル中のRNA分子を網羅的に読み取るトランスクリプトーム法であり、最近の遺伝子研究にとって欠かせない存在になっています。
私たち生き物の体内では、DNAからRNAが転写されアミノ酸に翻訳される、セントラルドグマと呼ばれる現象が日々起こっています。組織の違いや病態の違いなどを知るための手法として、転写産物であるRNA分子を網羅的に読み取り、 そのシーケンスリードの本数を数えることで発現情報を得ます。データベース上のリファレンスゲノム情報を利用したり、 リファレンス情報の無い生物種でもインフォマティクス解析を追加したりすることで、遺伝子名や発現量を知ることができます。
サービスの特徴
・抽出したRNAを送るだけ!
・組織や細胞を送るだけ!便利なRNA抽出オプションもあります。
・インフォマティクス解析・RNA品質チェックの費用も含み、トータルでお求めやすい価格です。
・約3週間の短納期!(50+25 bp ペアエンド仕様の場合)
・モデル生物から非モデル生物まで、ヒト・マウスをはじめ、動物・植物・昆虫・酵母・細菌など、多岐にわたる生物種の解析実績があります。
・RNA量や目的に応じてライブラリー作製キット・シーケンス仕様を用意。幅広いご要望に対応可能です。
・生物種に応じたリボソームRNA除去や、血液サンプル用のグロビンRNA除去のオプションも!
・リファレンス情報のない生物種には、解析オプションde novoアセンブリを追加し対応。