健康食品・健康機材の検証
医療機関と提携し、被験者の同意のもとに、血液細胞での遺伝子発現を指標に「健康食品・機材」の機能を調べることを始めました。
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〒300-0873茨城県土浦市荒川沖6-446
PCRでアレルゲンを検出
現在、食品の中で、人にアレルギー反応を起こすものは、消費者庁によりますと、28品目あります。人によってアレルギー反応を示す品目は異なります。また、その反応の程度も異なります。しかし、重篤な場合は、アナフィラキシーショックを起こし、呼吸困難に陥り、救急対応が必要な場合が生じます。
こうしたアレルギー反応を未然に回避するためには、食品の中に含まれるアレルゲンを高感度に検出することが極めて重要です。近年、多くの生物種のゲノム解析が進めら、利用できる配列情報が格段に増えました。弊社では、これらの配列情報を利用し、また、弊社でも、独自に生物種の配列解析を進め、これらを合わせて、PCRを利用して、アレルゲンを高感度に検出するシステムを開発しました。
解析対象は食品です。例えば、食品工場での原材料は、標記通りのものか、他のアレルゲンの混入はないか などの検査。 また、最終製品に、間違って、標記以外のアレルゲンが混入していないかなどの検査に利用可能と思われます。
近年、多くの生物種のゲノム解析が進めら、利用できる配列情報が格段に増えました。弊社でも、独自に生物種の配列解析を進めています。弊社で開発したパイプラインを用いて、これらの配列情報から、アレルゲン固有の配列を見つけ出し、その配列に対してPCRが出来るように設定しました。さらに、それを検証する為に、アレルゲンの生物種からDNAを抽出して、このをもとに、アレルゲンを特異的検出できるかを確認しました。
ここに、例として記載しましたスィートオレンジの検出は、スィートオレンジもミカンも柑橘類ですので、両者は近縁関係にあり、従って、ゲノム配列も酷似しています。その中で、両者の違いを示し配列を見つけて、その違う部分にPCRプライマーを設定して、スィートオレンジだけを検出しています。また、スィートオレンジと称されるものは、産地国が異なっても特異的に検出されています。
現在、17種のアレルゲン食品の特異的検出が可能となりました。検出は、対象物をお送り頂き、弊社のパイプラインに従って検出致します。
弊社はDNA・RNA解析を主体とした会社です。具体的には、ゲノムの多様性の解析 (SNP解析)、ゲノム間の差異の解析、遺伝子の発現解析、環境DNAの解析 (大気中の生物デブリを解析して、環境中に生息する生物種の特定とその量についての解析)などです。
| 会議方法 | Zoom Google meet |
|---|---|
| 来客駐車場 | 5 台 |
| ホームページ | http://www.tsukuba-genetech.com/index.html |
医療機関と提携し、被験者の同意のもとに、血液細胞での遺伝子発現を指標に「健康食品・機材」の機能を調べることを始めました。
空気環境には、目には見えませんが、生物の派生物(生物の破片)が浮遊しています。空気中の浮遊物を、空気をろ過する形で回収し、解析することにより、我々の周りにいる生物を推定することが出来ます。
DNAレベルの解析では、SNPによるジェノタイピング、GWAS解析、クラスター解析、STRUCTURE解析を提供しています。RNAレベルの解析では、RNAシークエンス、そして、それを用いて、遺伝子単位、そして、エキソン単位の解析を提供しています。用いるシステムとしては、TopHat2、STARです。結果は、Scatter plot、 MA plot、 Volcano plot、 Heatmap、クラスター解析、PCA解析、遺伝子単位、エキソン単位の発現、さらには、リアルタイムPCRに必要なエキソン配列を提供します。遺伝子発現解析は、色々な会社で実施されていますが、私たちは、出口まで解析をサポート致します。また、必要とあれば、データベース上のデータも併せて解析致します。
探している技術や疑問、聞きたいことなどお気軽にお問合せください。