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神奈川県横浜市鶴見区生麦４－５－１１ アーバンプラザ鶴見ビル４F
全成分指紋解析®
品種の違い、栽培方法の違い、栽培場所の違いなどによる成分量の変化を一斉に検出します。検出したデータ中から、例えば、アミノ酸や糖、アントシアニン、フラボノイドなどのご興味のある成分量の変化や、サンプルを特徴づける可能性がある未同定成分の情報をピックアップしご報告いたします。
植物組織（葉・果実・根など）、植物抽出物、食品原料や植物性飲料など
植物関連以外はご相談ください
食品や飲料、農林水産物や植物由来素材に含まれる栄養、色、食味、食感、香り、機能性などに関わる様々な成分を一斉に検出、数値化する最新科学分析手法「メタボローム解析」を基盤に、加工方法や保存方法、保存期間、生産地や生産方法などの違いにより生じる成分の量的変化・質的分布を数値で示すことにより、ご依頼の商品を成分により、まるで「人の指紋」のように特徴づけするものです。
例えば、機能性成分では従来の手法では約170種類の成分について分析可能ですが、1成分ごと別々に検出するため費用が嵩みます。一方、全成分指紋解析®では最新の分析装置が機能性成分や色、食味等、全ての成分を一斉に検出、検出した成分の組成式（例えば、C9H15O2N9P[32]S2）を明示します。注目している成分の組成式をこの得られた分析結果と照合することにより、ご依頼の商品に注目している成分が含まれるかが分かります。更に、全成分指紋解析®では当初注目していなかった機能性成分など、商品特徴的な成分の検出にもつながり、かつ、費用は従来に比べ約1/5程度になります。
例えばこんなことがわかります。
・生産地の土壌環境と作物成分の特徴
・栽培方法による成分の特徴
・製法による成分の特徴
・原料の品質チェック
お茶の他社栽培法法Aと自社栽培方法Bによる旨み成分の特徴を分析しました。
自社栽培法法Bでは、旨み成分の１つAlanin（アラニン）の含有量が多いことが分かりました。
この結果から、自社栽培方法Bで栽培したお茶はの旨みが強いとアピールできました。
コールドエクストラクション製法＊で抽出した「白葉茶」と「やぶきた」茶飲料の成分的特徴を分析しました。
「白葉茶」は「やぶきた」品種を2週間程強遮光下で白葉化させたものです。
コールドエクストラクション製法（※）という特殊な手法で抽出し、
静岡白葉茶高級ボトリングティー（500mL税込価格 18,360円、販売元：Benefitea株式会社）の製品開発に至りました。
※コールドエクストラクション製法：
茶原料の抽出成分に適した特殊な温度管理、殺菌管理によって、微量のアミノ酸等や香気成分をも逃すことなくエキスにすることができ、時間が経過しても成分が劣化しない抽出方法です。
株式会社インプランタイノベーションズは、(独)理化学研究所の植物開発の技術・インフラを広く提供する理研発ベンチャー。遺伝子解析・形質転換から温室、隔離圃場栽培までのフルサービスを提供する 日本で唯一の植物の受託研究会社 です。また、研究・開発・実用化実績に基づいた植物バイオビジネス全般のコンサルティングを提供しています。バイオ技術を用いて、植物の機能を最大限に引き出し、新しい可能性を広げることを目指しています。
植物組織の場合、種類にもよりますが約3,000種類の化合物ピークが検出されます。
検出される化合物ピークには、想定された成分の他に意外な成分、また未知の成分も含まれます。
数千以上の検出された化合物ピークの情報からサンプルのもつ特徴のある成分をピックアップし、できる限り直感的にわかりやすい形式でご報告するよう心掛けております。
機能性のある成分があるかもしれない、たくさんの希望をもって解析させていただきます。
また弊社では、植物の培養、栽培も承っております。サンプルの試験栽培などからご依頼の場合も是非ご相談ください。
探している技術や疑問、聞きたいことなどお気軽にお問合せください。