得られるデータ
面ひずみ分布データ、傾斜角分布データ、曲率分布データ
対象物
・ プレスパネル
・ 塗装パネル
・ ガラス
・ プラスチック
・ フィルム
樹脂・フィルム用面歪測定とは
鏡面性の対象の表面に映り込んだスクリーン上の縞の鏡像を観察すると、表面のひずみに応じて縞がゆがんで見えます(ゼブラパタン観察)。ゆがみ量はひずみ形状gradient(面の傾き量)に関係します。対象表面のあらゆる点でスクリーン上の対応点の座標を求めて縞のゆがみ量を定量化し、ひずみパタンを測定します。
測定方法
プロジェクタでスクリーン上に「周期の異なるストライプパタン」と「移動するマルチスリットパタン」とを投影し、測定対象面に映った鏡像をTVカメラで観察します。これらの画像を独自の方式(TRiDY 法)で解析し、表面の角度情報(gradient面歪パタン)に変換します。さらにこれを微分して曲率面歪パタンを求めます。
サービスの特徴
● フィルム、ガラス、プラスチック、塗装面などの蛍光灯にかざして見ていた、微小な表面歪みが測定可能です。
● 従来、官能検査に頼っていた表面の歪みを、傾斜角分布、曲率分布を定量的に表示します。
● 高感度な測定(1mradの面の傾きの変化を検知)が可能です。
● マップ表示、CG表示、CSVファイル出力が出来ます。